どもども。今日はＮＨＫで日曜美術館とＮ響アワーみて
久々にフワフワした気分です。

うん。なんかこういうの見ると この世ってすげーなぁと思う。
キラッキラしてるんだよ
不遜な物言いをすれば「生まれてよかった」って思うよ

だって自分が見てる世界をキャンバスに詰め込むために人生費やしたりとか
大の大人が しかも金持ちのエリートが何十人もよってたかって数分の演奏に魂込めてたりとか

ある意味「莫迦」としか言いようないと思うんだよね
「何必死になってんのさ」って。
絵だって音だって
別にそんなん無くたって死なないはずなのに
きっとこの人たち取り上げられたら死んじゃうんだろうなぁ、と

なんていうかな
「愛すべきろくでなし」とでも言うか(某海賊漫画？笑。

いやはや
芸術にかまけるような人って
世が世なら「穀潰し」とでも呼ばれて白い目で見られてたんだろうなって思うわけです
でも今この世界で評価されてるのはその必死さを共感して心動かされる人がたくさんいるからで
そういう世界に生まれてよかったって思う。

きっと必死になることは自分の中だけじゃない意味があって
感動した人の心が頑張る人を頑張らせてくれる世界ってキラキラしてんなぁって

無駄ばっかりのアホな世界こそ頑張り甲斐あるんじゃないの、と。

・・・今更言うことでもないのかもしれないけど。


自分のための学校の試験にだって本気出せない自分だけしか見えん時は
世の中凄くつまらなくて味気なくて虚しい
頑張れない自分を肯定するために頑張ることの意味すら消してしまいそうで
そんな自分にまた自己嫌悪したりして
「そんなことがしたいんじゃねんだよ」って思うのに満足に頑張れなくて

過去の自分の努力とか満足感とか「頑張り方」ってやつをいつも覚えてられたらな
頑張る方向明後日の方向だったとしても
毎日すげぇ楽しいんじゃないかと思ったりしてね。


うん。

芸術が凄いのは
心を共有するツールであると同時に
見るたびに、聞くたびに別のこと思わせてくれるっていう不思議な矛盾があるっつーとこでないでしょーか。