日常話、徒然、描いた絵、読んだマンガとかの話です。冷凍ご飯はレンジ解凍一食分500W約二分半です。
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こんにちは、修理に出していた電動アシスト自転車が帰ってきて、文明の利器の素晴らしさを実感しているアラサーです。
先週は、ゼロサムオンラインでコミカライズ中の「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。」の原作をなろう小説で読んでました。
以下、感想および考察。ネタバレは無い、はず、です。
先週は、ゼロサムオンラインでコミカライズ中の「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。」の原作をなろう小説で読んでました。
以下、感想および考察。ネタバレは無い、はず、です。
気軽に読み始めたらめちゃ長編で1週間くらいかかって夜鍋して読みました←
高校のときフツーのライトノベル本なら1〜2日で1冊読めたんですが
今回、最新更新分まで追いつくのに結構かかりましたね…
でも人名とか伏線とかゴチャゴチャしないので小説は一気に読むのが良いと思ってる…
面白いっすね
多少言い回しに読みづらさがあったりして両手放しで「素晴らしい!」って絶賛出来なくても
キャラクターが可愛らしく魅力的だし、かなり長期的に伏線回収があるので読み甲斐があります
キャラクター同士の掛け合いも絵が浮かぶような表情の豊かさがありますし
どのキャラも愛着持って描かれてるのがわかり、好感がもてます。
個人的にはヴァルが好きだけど、褐色肌好きが昔から治らない私の持病なので深くは喋らぬ…
てかなんで挿絵無しの小説読んでても褐色肌が好きなのかマジで自分でも謎←
次点で好きなのがアーサー。性格が良過ぎる。
若干、「主人公が思慕の情に鈍感」というネタが引っ張られ過ぎ感はあるけど
この手の小説ではご愛嬌なのかな〜
一応、それについても説明になる経緯はあるんですけど、
あんまやり過ぎると「空気読めない主人公」になってしまう感はあります
今後の主人公周りの恋愛展開が気になるし「はやく進め〜」と年甲斐もなく思っております
自分は元々「趣味の合う友達と語り合いたい〜」みたいな欲求はほとんど無いのですが
加えてアラサーにもなるとお姫様・王子様がフツーに出てくる魔法とか特殊能力とかわちゃわちゃある世界が好き〜みたいなのは、なんとなく他人に言うのは憚られる感がありますね…
お前アラサーにもなって脳内お花畑かよ〜みたいな。
でもぶっちゃけ高校生の時より今の方が、こういう「おキレイな」世界観好きですね
夢がある。
お姫様やら令嬢やらになりたいとは全く思わないけど、煌びやかで豪奢、秩序と礼儀が前提の世界線(実際あるわけない)てのは魅力的ではあります。
転生モノが小説&マンガで流行ってますが、自分は「昔すごかったヤツが〇〇年後(or現代)に転生」って話よりも「現代の人が異世界に転生」って話の方が好きです。
特に、乙女ゲー転生は、昔で言えばふしぎ遊戯と同ジャンルだと思っていて、
物語好きの女子が誰でも一度は身に覚えのある夢妄想を物語として昇華したものと解釈してます。
まぁ大抵、主人公逆ハーレムor特定のヒーローが主人公にぞっこん展開ばかりなんですけど、それはそれで夢があってそもそものコンセプトとして正しいと思ってます…が
「どれも同じ、つまらない」と言う人の気持ちもわからなくはない。
個人的には、「読み手をドキドキさせる物語」の「面白さ」については、「どこまで共感or驚きを与えられるか」だと思っています。「わかる〜」って共感パターンは少女/女性向け、「すげぇ!ありえね〜!」っていう驚きパターンは少年/男性向けに多い。
もちろん少女マンガでも驚きがないとつまらないし、少年誌でも共感出来なければ泣けるシーンは描けないんですけど。
「悪役転生」は設定にそれなりの「驚き」が用意してある。だからその設定の中で、主人公がそれなりに上手くやって行けば、それで十分物語になる。悪役令嬢転生の走りだと勝手に思ってる「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」はそれで十分人気作品になれた。
ただしこのところの類似設定話の乱立で、今ではそのスタートそのものに目新しい「驚き」は無くなってしまった。
悪役令嬢モノは結局①どの時点で破滅ルートを外れて巻き返すか②どのように巻き返すか、の2点で勝負することになる。
①いつ、についてはゼロサムでも上記の破滅フラグ悪役令嬢のパロディ展開してますが、ルートに入る前、ルート入って破滅前、それから破滅後のパターン(例)がありますが、「ルート突入前」が1番王道だと思います。破滅後…てのは正直そもそもの設定はあまり生かされてはいない。
②どのように、についてはアイデアの見せ所で、乙ゲーヒロインに助けられたり、魔王と結ばれたり、男装したり、等。ここのアイデアで読ませる作品も多くあります。突然ポッと出のイケメン(隣国王子とか謎の龍とか)と結ばれるのはご都合主義シンデレラ感が少しありますが。
そこでもって、今回の最強外道ラスボス女王の話に戻ってきますと、①については王道、②もそんなに突飛なことしてない。タイトル通り主人公が周囲皆に尽くす!そして皆は幸せになる!という「そんなんで面白くなるんか?」って思わず言っちゃいそうな感じなんですが、それでも十分紆余曲折してゴタゴタする。ぶっちゃけ設定の細かさのおかげだと思います。
各キャラクターの立場なんかが割りと作り込まれてて、特殊能力も十分に設定として生きている。(一部チート過ぎる特殊能力があって展開が言い訳がましくなりそうな所はありますが)
そう言った意味で作者の努力というか技術というか「物語を描いて皆ハッピーにしたい」って意識が感じられて好きです。
あんま言うとネタバレ危なくなってくるな…
悪役令嬢転生モノはそれなりに読み漁ってるつもりですが(ってもマンガばっかだなー)、いずれにせよこの作品はかなり読み応えあるので、コミカライズ含めて続きに期待してます。
ただ全体がともかく長いので、コミカライズがどこまで行けるのかは心配あるけど…!作画の方もかなり表現が上手いと思うので、ぜひ…続き頑張って頂きたい…(でもフツーに描いたら一通り落ち着くトコまででもマンガ10巻分くらいのボリュームあるからゼロサムじゃ厳しそう…って心配してる…端折りまくったコミカライズも寂しいしな…)
結論、面白いし応援してます
しかし私の周囲に勧められる友達はいない!
みんな読んで!(空に向かって叫ぶ)
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